植物性たんぱく質は筋肉にならない?
たんぱく質は、私たちの体を構成するアミノ酸の元となるため、筋肉の維持をはじめとして体の維持には必要不可欠な成分ですが、植物性たんぱく質は筋肉の組成などにどれくらいの効果を発揮するのでしょうか。
私たちが必要とするタンパク質には、お肉やお魚などの動物性タンパク質と、大豆やお米、とうもろこしなどに含まれている植物性タンパク質とがありますが、筋肉の組成・維持には、私たちの筋肉の構成と近い状態でアミノ酸を多く含んでいる動物性タンパク質のほうが効果が高いとされています。
しかし、植物性タンパク質が全く筋肉の組成に関われないというわけではありません。
タンパク質には、アミノ酸が多く含まれています。
私たちの体を構成する細胞の元となるアミノ酸は、最低でも9種類必要としており、それらは必須アミノ酸と呼ばれています。
タンパク質には、この必須アミノ酸をはじめとして多くのアミノ酸を含んでいるのですが、動物性タンパク質に比べて、植物性タンパク質に含まれているアミノ酸は種類が少なく、即効性を持って筋肉の組成に役立てることが難しいのです。
しかし、植物性タンパク質が筋肉の組成に全く役に立たないわけではありません。
重要なのは組み合わせになります。
1種類の植物性タンパク質だけでは補えないアミノ酸を、別の植物性タンパク質の摂取によって補うことで、アミノ酸を有効に利用することができるようになるのです。 このため、納豆とご飯といった穀類と豆製品を組み合わせての食事が大変有効なのです。
